クロス選びに完敗

我が家は、新築にあたり後悔しないように、できるだけショールームに足を運び、選ぶ前に、物を見て、納得した上で選ぼうと妻と約束しました。
一生に一度の大きな買い物なので、全てに自分たちの好みを反映させようと、私たちは気合いが入っていました。
工務店との契約が終わると早速、ショールーム巡りを始め、スタッフの方に根掘り葉掘り質問して、予算内で一番ベストなものを決めていきました。
場合によってはスタッフ用の資料を借りて、細かく調べ、工務店の人に希望を叶えてもらえるよう粘り強い交渉を続けました。
そんな私たちが、唯一惨敗したのはクロスでした。
それまで選んだ建材とは全くの別物でした。
まずカタログの分厚さに参りました。
そして、中身を見たのですが、あまりの多さに頭の処理能力がついていきません。
仕方ないので、ショールームに予約を入れ、実物を見に行ったのですが、更に膨大な量に絶句してしまいました。
スタッフさんの説明にも頭が付いていかず、お薦めの無難なデザインを選んでしまいました。
工務店の人も
「みんな、クロス選びには苦労していますから」
と励ましてくれましたが、我が家のマイホーム建設における唯一の黒星だったと思います。
しかし、住んでみるとあまり、そこまで気にならないので、結果オーライなのかと思っています。