注文住宅で家を建ててもらうときには、一から図面を書いてもらうことになります。
まずは躯体の大きさから決めていき、間取りの細かいところを決めて、最終的にはドアの位置や窓の大きさを決めるのですが、図面を書いてもらう際に、家の中で使用したい家電や家具があれば、それを図面の中に落とし込んでもらうと、とても役に立ちます。
というのも、家が出来上がって、家電や家具を搬入するときに扉を通ることが出来るか、また、使いたいものがうまくレイアウトできるか、後から困ることになると大変だからです。
エアコンや冷蔵庫、洗濯機、ソファーやテーブルなど大きなもので、自分がすでにサイズが分かるものがあれば、それを図面に落とし込んでもらうと、自分が住み始めてからのイメージが沸きやすいだけでなく、搬入ができるか、サイズ的に部屋に収まるか、などを確認することができますし、窓や扉の位置や、コンセントの位置や高さなどを決める参考にもなります。
エアコンを取り付けるときには、エアコンのサイズとカーテンの位置がかぶらないかなども、購入して取り付ける段階で取り付けが困難だとなると大変ですので、家を作り際には、家作りと平行して家の中で使用するものを決めることをしておくとその後にスムーズに進みます。
家作りでは、図面が綺麗にできてとても広そうに見えても、家具や家電を配置すると意外と狭く感じる部分があったり、買おうと思っていたソファーやテーブルなどをもうワンサイズ小さくしたほうが良いかもという場合もあります。
部屋の中で使いたいものが決まっていたり、テーブルや椅子などの配置したいレイアウトが決まっているのであれば、工務店さんやハウスメーカーの担当の方にそのことを伝えるのは大切なことです。
家を建ててから家具や家電をそろえたいと思っている場合でも、大体どのくらいのサイズのものが入るのかを書いてもらえることで、購入の際の参考になるため、家作りでは間取りなどだけでなく、何をどう配置するかというのを考えるのも大事なことになります。