マイホーム資金は想定外を織り込もう

基本的にマイホームは生涯に一度の買い物です。資金も多く必要になりますので、現金で一括支払いというより住宅ローンを組む方がほとんどです。しっかりと返済計画を立てて、不測の事態に備えていきましょう。
まず住宅ローンを組む時、10年後の自分を想像してみてください。その時の自分の健康状態はどうでしょうか。働き盛りでまだ若いから大丈夫、と思う方も多いかもしれませんが、働き盛りだからこそ病気やケガで住宅ローンが苦しくなってしまうケースがあります。夫婦共働きでの返済計画はどちらかが働けなくなってしまった場合、大きく狂ってしまいます。
そして10年後の両親の姿も想像してみてください。自分は問題なくても、年齢を重ねた両親は健康面に不安を抱えている場合もあります。健康に問題が無く至って元気な両親であっても、不意に体調を崩してしまう事も多いのす。親の介護などを引き受ける事になった場合、自宅で介護するにも介護サービスを利用するにも、家計のやりくりが厳しくなってしまいます。
住宅ローンを組んだ時の状況をスタンダードにしてしまうと、何かあった時に綻びが生まれてしまうのです。せっかくのマイホームなのですから、夫婦どちらかが働けなくなった場合も考慮に入れて返済計画を立てていくと安心出来るのではないでしょうか。